おはようございます。
先週とは一転!いよいよ冬の寒さが始まりましたね。
インフルエンザも流行り出したようですので、体調管理に注意しなければ・・・。
それでは、先日の続きを御報告いたします。
型枠の建込みが完了したところで、コンクリート打設の直前にハイベースの歪み調整を
行います。
通常ハイベース自体は自立していますが配筋や型枠作業中の干渉等により若干でもズレが
生じる場合があります。
しかし、ハイベースは建物の大事な柱が建つ部分ですので数ミリの誤差で建物が歪んでしまします。
その為、打設の直前にハイベースと墨出しの職人で調整を行います。
ハイベースの歪み調整と同時期にコンクリート打設のレベルポインター設置も行います。
これは、設計図に記載のある高さまで基礎を打設する際に目安となるポイントです。
実際の打設時にレベルを確認しながら行いますが、この目安が有ると無いとで全体的な作業時間も短縮できます。
また、打設の最中に実際に打ち込んでいるコンクリートを一部抜取り検査を行います。
こちらは、抜取り時の検査写真です。
この後、7日後・28日後のコンクリートの強度検査結果が出てきます。
基礎の打設時には他に、「鎮物」を行います。
これは土地の神様にこれから行う工事や、その後の生活に対して平穏や無事を祈って、
基礎の中に埋めるものです。
地鎮祭の際に神主様から御施主様へ渡りそれを工事会社が預かり今回の様に作業時に埋設します。
ちなみに、神社によって鎮物自体が無い場合もありますし、物も神社によって違うことが多いです。
全体の打設が完了し、以前と同様にレイタンス処理を行い完了となります。
あとは、コンクリート打設後の養生期間を取って解体を待つのみです。
基礎工事も終わりに近づきましたので、再度気を引き締めて工事を進めていきます。