こんにちは。
日曜は予報が出ていたと言えども、やはり雪が降るほどの気温は寒いですね。
最近は、桜も咲き暖かくなっていたので、極端な寒さに鼻水が・・・。
それでは、本日は杭の打設報告です。
まずは、地縄作業に続き、杭芯の墨出しとなります。
赤い木杭の手間に根元が赤い棒があります。
これが杭の中心位置の印となります。
最後に墨出し業者と、基準線からの位置寸法を確認して終了となります。
この現場では、直径355.6mmと267.4mmの2類のサイズの杭を地中20.3mまで打ち込みます。
杭自体の長さは18.5mとなり、4分割で納品されます。
杭を打設する重機の搬入と、その日作業する分の材料搬入を行います。
各搬入が終わると、「検尺」と作業に取り掛かります。
これは、図面に記載のある製品か確認する為の作業で、長さ・径・厚み等を確認します。
検尺が終わり、重機に杭の先端を引き上げて、重機のアダプターに固定し、次の作業に進みます。
重機を動かし、杭芯の位置まで移動します。
杭芯は杭をセットすると見えなくなので、それぞれ1mに逃げ杭のポイントを準備しておきます。
位置決めと垂直確認を行い、いざ打ち込み開始です。
芯がズレない様、初めはゆっくり回転させます。
途中で再度垂直確認と芯ズレの確認を行い、打ち込みを続けます。
1段目の杭を腰高程度の高さまで打ち込み、次の杭を溶接で繋げさらに打ち込みを続けます。
この作業を繰り返し、杭の打ち込みを13カ所進めていきます。
ボーリング調査の結果で、杭の長さやサイズも決まりますが、地中内の支持層にも波があり、
予定の深さまで達しない場合もあります。
今回は上記に該当した為、最終の結果をもとに構造の再検討を行っております。
次回は、検討結果の報告が出来ると思います。