おはようございます。
また、日本に台風が近づいてきましたね。
ニュースでは停車している車が横転するほどの強風が吹いている
映像が流れていました。
現場の足場も急いで職人さんへ台風養生の依頼を掛けましたが、
台風が過ぎるまでは安心できなそうです。
本日の御報告現場は足場も外れ、御引き渡し間近の現場になります。
前回からの引き続きで、本日は打設・型枠解体等の状態報告となります。
こちらが打設状況です。
コンクリートを流し込み、高周波のバイブレーションで振動を与えて、鉄筋と鉄筋の間にもしっかり
コンクリートが詰まるように作業を行います。
コンクリートがまんべんなく流し込まれないと、陥没が出来てしまったり、ジャンカという気泡のような
隙間が出来てしまい強度不足の原因や見栄えが悪くなってしまします。
また、流し込むコンクリートは水分を含んでおり、下の方で膨らむことがあるので一気に流さず、
徐々にゆっくり流し込んでいきます。
建物の基礎と違い壁の場合は流し込む垂直距離が高い為、人手を増やし慎重に進めます。
養生期間を取り、型枠の解体後がこちらになります。
ジャンカも無く、コンクリートの打設は無事完了となります。
この後、上部のフェンス設置用の壁を再度立ち上げます。
まだ完了ではないですが、ひとまず作業のやりやすい高さまで宅地内の埋め戻しを行います。
せっかく作った擁壁が泥で汚れないように養生シートを掛けながら一定の高さまで埋め戻します。
下から階段を上ってきた先の突き当りの壁の製作となります。
以前の擁壁同様で、配筋を行い型枠を施工し打設となります。
擁壁同様に何度も垂直を確認し施工しますが、打設前最終チェックを行い、
いざコンクリートの打設となります。
中央の壁と合わせて、隣地沿いの壁も同時進行で進めます。
隣地様のブロック塀と一体化しない様、エラスタイトというスポンジのような板を貼り
ゆくゆく、ブロックを解体しても影響の無いように施工を行います。
打設を行い、型枠の解体が終わった状態です。
このあと、擁壁の天端へフェンス設置用の段取りを行い、さらに上部へ壁を伸ばします。
申請済みの構造高さの上にフェンス用の壁施工の完了です。
この後は、中央階段や土間製作と型枠を抑えていたピーコンの穴や、枠と枠の継ぎ目の
凹凸処理を行います。
現場は無事施工完了となりましたので、写真を整理して次回は完了の御報告が出来そうです。