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足立区西新井栄町2丁目/重量鉄骨3階建保育園新築工事
こんばんは。
新元号になり1回目の御報告です。
本日は、足立区の保育園新築工事の御報告です。
前回の御報告が杭工事でしたので、本日は根伐り工事となります。
今回の根伐りに使用する山留は、隣地との高低差を考慮して、単管とH鋼の併用で行います。
隣地沿いにH鋼を使用し、根入れを確保する為、堀深さと根入れ分で6ｍの物を準備しました。
溜水が多く、掘りながら、水の汲み上げしながらと慌ただしい状況でした。
幾つか、水をためる釜場を設置し、補強を取りながら根伐りを行います。
ちなみに釜場とは、本来掘る深さのレベルより30ｃｍ以上深く穴を掘り、
周囲の水がその穴にたまるようにする場所です。
そうすると、汲み上げのポンプをその穴にセットすれば自然と全体的な水の処理が行えます。
必要な根伐りレベルの前に捨コンクリートの必要な大まかな場所に印をつけて、
最終のレベル調整を行います。
捨コンクリートの打設を行い、その上に地中梁の正確な位置を墨出ししていきます。
墨出し後には、各柱の位置にベースパックを設置していきます。
設置が終わると、再度ズレが無いかチェックします。
捨コンの不陸や固定アングルの加工等で垂直になっていないこともあるので、
1箇所づつすべてのチェックを行います。
X通り・Y通り・レベルそれぞれ確認をしてOKが出て完了となります。
この状態でズレを気付かず進めてしますと、柱が曲がってしまい建物へも影響するの
要注意の作業の一つです。
ここまでで、根伐り完了との報告とさせていただきます。
次回は鉄筋工事を予定しております。
