【公式】コスト削減の実績。安心の重量鉄骨は専門のZEROHOMEで。

スタッフブログ・新着情報

山下町S造4階建店舗併用共同住宅新築工事

こんばんは。
18年前の今日6月30日は日韓開催のFIFAワールドカップでブラジルが優勝した日です。
決勝は日本で行われ、大会期間中も各所で盛り上がりましたね。

そして今日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私は現場報告をします。
(すみません。文頭は全く関係ないです。なんとなく頭に浮かんだだけです。)
では、前回の続きです。

基礎配筋の報告の前に梁床の設置がありました。
IMG_8380.JPEG
これは、作業に必要なスペースを確保するため余掘りした部分に、型枠で床を作る作業です。
この梁床を設置しない場合は、世掘りした部分を含めてコンクリートを打設することになり、
各業者の段取りしていた材料の寸法も変わる為、図面通りの基礎を作る為に必要な作業となります。

IMG_8419.JPEG
配筋作業の前に基礎エースと呼ばれる部材の設置を行います。
梁の長さが長い場合に主筋が弛まないように中間で支えになる部材となります。
サイズによっては一人で設置出来ないほどの重さの鉄筋もありますので、
組んでからも弛んで下がらないように数ヶ所づつ設置します。

IMG_8428.JPEG
配筋作業のスタートは一段下がった柱・杭廻りからとなります。
まずはフーチンの配筋を行います。

IMG_8466.JPEG
次に柱筋と干渉してくる主筋を先行で設置します。
柱下部は、それぞれの方向から鉄筋が延びてくるため、お互いが接触しないように少しづつずらし、
尚且つベースパックとぶつからないように設置するには職人さんの腕に頼ります。
さすがとしか言いようがありません。

IMG_8512.JPEG

IMG_8525.JPEG
鉄筋もサイズが大きくるなと、鉄筋どおしを重ねる「重ね継手」ではなく、「圧接継手」という工法になります。
この作業は資格を持った職人による作業が必要となります。
作業後は、5本のテストピースを抜取り溶接が適切か?強度は保たれているか?の検査を行います。

IMG_8529.JPEG
圧接が終わると梁間のスターラップ、腹筋等の設置が可能となります。

IMG_8557.JPEG
梁の配筋作業も終わり、自社の社内検査が終わると第三者機関の現場検査となります。

36150039.3cd18214731bfa967bafeffef2673fe7.20051708.jpg
各柱廻り・梁の鉄筋サイズ、幅・高さ寸法のチェックを行います。
それが終わると、各材料の製品検査の書類確認と圧接の検査結果確認を行います。
全てが終わり、検査終了となります。
これが合格しないと次の工程に進めないこともあり、
鉄筋の職人さんも指摘があればすぐに対応できるよう、いろいろ準備をして臨みます。

無事に検査は合格で完了したので、予定通り次の型枠作業へと進むことが出来ました。
次回の報告は型枠作業と基礎地中梁のコンクリート打設作業の報告予定となります。

山下町S造4階建店舗併用共同住宅新築工事

こんにちは。

本日は、先日の引き続きで捨コン打設後の御報告となります。
まずは墨出し作業となります。
IMG_8207.JPEG
まずはまっさらな状態の上に基準となる親墨を出します。

IMG_8218.JPEG
次に、基準の親墨から図面寸法の通りに梁・柱・フーチン等の墨を出していきます。
この墨が出ると、以前作業した鋼管杭の芯ズレ(偏芯)の計測も可能となります。
今回は大きな箇所で65mmのずれがありました。
杭の芯ズレは最大で100mmですので許容内に納まっていて安心しました。
いつも思いますが、地中の中が見えず障害物もある中で許容範囲内で納められる技術には感心です。
これがもし100mm以上のずれがあると、基礎の変更や場合によっては補強杭の打設もあり得ますので、そうなったら大変です!!

IMG_8235.JPEG
墨出しが終わると、杭の高止まり部分の切断を行います。
設計上では、捨コンから400mmの高さに杭の天端がこないと、この後の作業にも影響する為、
余分な部分は切断します。

IMG_8309.JPEG
切断完了状態です。
雨、泥で住みが見えませんが、この後掃除をして次の工程へ引き渡します。

A0505003 - コピー.JPG
なお、今回は一部杭頭補強を行いました。
杭頭の切断後に、設計指示の内容で補強用の鉄筋を杭廻りに溶接を行います。

IMG_8430.JPEG

IMG_8432.JPEG
次に、全ての杭にパイルキャップを設置します。
これも杭頭補強の一つで、杭の天端から800mmの深さまでコンクリートを流し込むためで、
それより下へ流れないように止める部材となります。
これを忘れると、杭全体にコンクリートを流し込むことになるので、13本合計で≒45㎥もコンクリートが増えてしまします。・・・・コンクリートの予算オーバー確実です・・・。

IMG_8323.JPEG
続いて、柱の根元になるベースパックの設置を行います。
杭周辺への設置となり、平らな面に設置が出来ないこともあり、しっかり寸法を確認しながらの
設置が重要となります。

A0505006 - コピー.JPG
設置後に各ベースパック間の寸法チェックと、天端のレベルチェックを行い完了となります。

次回は、この後の基礎配筋報告となります。
鉄筋の太さ・本数・位置、確認事項と箇所が多い部分になります。

山下町S造4階建店舗併用共同住宅新築工事

こんばんわ。
大分、間が空いてしまいましたが久々の「山下町」御報告です!!
ちなみに、着工当初は中華街でおいしい中華が選び放題だと思っていましたが・・・。
始まるとなんだかんだで慌ただしく、ましてや基礎工事中は泥汚れもあるので
なかなか行けないもんですね。
今のところ3件しか行けてない!!

では、昼食事情はさておき、掘削完了の御報告となります。

IMG_8117.JPG
柱廻りのフーチン部分は掘下げ、その他は必要レベルまでの掘削が完了しました。

A0427010 - コピー.JPG
並行して作業していたフーチン廻りの止め枠を引き続き設置し、
各所のレベルの確認と打設中に高さがすぐわかるように天端ポインターのセットを行います。

IMG_8147.JPEG
≒1~1.5m間隔でポインターをセットし、いよいよ捨コンクリートの打設となります。

IMG_8170.JPEG
現場前にコンクリートを送るポンプ車とミキサー車を据え付けて
いざ!打設!!

IMG_8178.JPEG
最後に敷地の外に逃げれるように、敷地奥からスタートです。

IMG_8179.JPEG
徐々に中央へ進みあっという間に完了です。

IMG_8186.JPEG
柱基礎のベースパック固定部に必要な厚みが90mm以上必要な為、
全体を統一して打設しました。

一晩寝かせて次の墨出し工程となります。

現在は地中梁の打設まで完了していますので、小出しになりますが引き続き
御報告していきます。

千代田区神田三崎町 掘削工事

こんにちわ。
本日は、基礎工事後の埋め戻しの御報告となります。
前回は、掘削と捨コンクリート前のレベル調整まででした。
その後、元請け様の方で捨コンクリートや墨出し、基礎配筋、型枠工事、
基礎打設が終わり、埋め戻しとなります。

4620693218505670962.3682e851cce846bcd842c3bd9f3b88fe.20050208.jpg
まずは埋め戻しに必要な重機の搬入です。
今回は、敷地内には大きな重機を入れられない為、小型と道路側から作業できるように
(通称)タイヤユンボを手配しました。
普通のユンボと違い、キャタピラではなくタイヤが付いているので、公道を自走できる車両となります。

4620693218505670962.8b91670a8a4f04eb0e1bb7663bfdd6a4.20050208.jpg
土を大きめのピットにまとめて埋戻した後に、
タイヤユンボを道路に据え付けて、各所に土を大まかに振り分けます。
振り分けた土をさらに小型のユンボで各ピットに移します。

4620693218505670962.4cc85ca001cad6dc87a4d325418501da.20050208.jpgのサムネール画像

4620693218505670962.f5b9ef3b54680110b6a79446dec6e6be.20050208.jpg
小型のユンボを移動しながら各ピットの埋め戻しを進めていきます。

4620693218505670962.0dd35a9bce6aaf4f82add22e83b6682a.20050208.jpg
今回必要な部分の埋め戻しが完了です。
しかし、作業はまだあります。

4620693218505670962.89682d47e966b31eeea0c89d6951b022.20050208.jpg
まずは、埋め戻した土を転圧ししっかり固めます。

4620693218505670962.d109f2a40618701890a6f075a8479e68.20050400.jpg
転圧が完了すると、次のコンクリートの打設時にしっかり密着するように
梁の天端掃除を行います。

4620693218505670962.506541328d91fb24acbfd3be627fcff1.20050400.jpg
最後に、土間シート(ビニールシートの様な物)とスタイロホーム(断熱材)を
敷き詰めます。

4620693218505670962.d293580851293a53e2e0b244c2f42216.20050400.jpg

4620693218505670962.9885468410cfca893880d78eb9cbd441.20050400.jpg
ここまでで、今回の現場完了となります。
あとは、元請け様に完了確認していただき引き継ぎます。

普段から一棟丸々工事をしているので、それに比べるとあっという間の現場でした。
しかし、こういった現場をこなし実績を積むことは大切ですね。
早速、次の依頼もいただきました。
今度は、基礎だけでなく建物もありますので、着工したら御報告できると思います。

三鷹市中原 擁壁工事(2期工事)

こんにちは。
今週は天気が良く、日差しも強いですね。既に日焼けしてます!
そろそろ夏の準備を始めねば・・・。
早速、自宅のエアコンを起動・・・効きが悪い・・・止まった・・・。
修理が必要でした。
みなさんも本格的な夏が来る前に御準備を!

では、少し遅くなりましたが前回の続きから完了までの御報告です。
まずは、ベースコンクリートの打設完了状態です。
IMG_8685.JPGのサムネール画像
擁壁の返しの底盤部分となります。
L型のブックスタンドと同じような原理で、
この底盤があることで擁壁自体の自立の強度を高めます。

4620693218509007855.0398f97d6e5cb88a9b367a0995870414.20041405②.jpg
いよいよ、壁になる本体側の施工となります。
残りの片面に型枠を設置します。

4620693218509007855.f98878cc6c6351c6b8f27264ebc78d6e.20041007.jpg
枠が膨らまないようにサポート等でしっかり押さえておきます。

4620693218509007855.8438019620c5fa6da27dc9a55dc9d81a.200415042.jpg
打設時も枠が破損しないようにゆっくり流し込み、さらに鉄筋の隙間にもしっかり流す為に
バイブレーションをかけます。

4620693218509007855.445b5f296a140e6fd85d2eba2e05ae78.20042306.jpg
打設完了・型枠解体後の状態です。
綺麗な枠を使用しても枠のつなぎ目や既存との色の違いがある状態です。

4620693218509007855.d7a51f198c255813503d7a82191f6349.20042507.jpg

4620693218509007855.03e865e076ebf80e805d9a7914f05593.20042505.jpg
外観を統一する為に、化粧仕上げを行い擁壁本体の作業が完了となります。
残るは、ベース部分の埋め戻しとなります。
砕石・透水シート設置して土を戻します。

4620693218509007855.82fdbd302e4f3e00fc44942876b6de41.20042306.jpg

4620693218509007855.911b3e0dceef0b3edb2cb4d6558209d4.200425052.jpg

4620693218509007855.5251fdaab7eaf3c8b763c321dff9bf6c.200425072.jpg
これで、今回の2期工事の完了となります。

こちらの現場は後日、敷地の区割りブロック積を行いますので、
また改めて最終の御報告となります。

山下町S造4階建店舗併用共同住宅新築工事

こんばんわ。
関東もそろそろ梅雨なのでしょうか??
ちょこちょこ雨の日が多いように思ってしまう今日この頃です!!
                 ・・・ただの雨男?

では、本日の御報告は「山下町」の続きの報告です。
前回のブログではシートパイルの完了までの報告でしたので、
本日は、仮囲いと根伐りの御報告となります。

IMG_7461.JPEG
まずは、プラットウォールと呼ばれる塩化ビニル製の仮囲いの設置となります。
敷地沿いに取付用の下地組みの状況です。

IMG_7467.JPEG
シートパイルに支持材を固定していき、外周側へ仮囲いを設置します。

IMG_7519.JPEG
仮囲いを道路、隣地沿いに高さを合わせて設置していきます。

IMG_8135.JPG
正面は車両の出入口の為、ワイドの広いゲートを設置しました。
ワイドが広い分、風にあおられる可能性があるので、敷地内のシートパイルから
控えを取り道路側へ飛び出さない固定をしています。

IMG_7639.JPEG
そして、根伐りの開始となります。
重機を大・小2台手配し、大きい重機でどんどん彫り上げ、
杭廻りやシートパイルの溝部分の様に細かい部分は小さい重機で掘削します。

IMG_7655.JPEG

IMG_7687.JPEG
掘削をしながら、レベルの確認をしつつ、敷地奥側から順に掘削を完了させていきます。

IMG_7724.JPEG
建築地の周辺状況と地盤調査の結果から、湧水が多いことが懸念され、
山留をシートパイルで行ったおかげで、予想よりも湧水も少なく順調に
掘削作業が行えました。

IMG_7863.JPEG

IMG_7875.JPEG
敷地奥から出入口方向へ掘削を進めるにつれて、重機の居場所が・・・
最後は、歩道上に重機を据付て、重機の搬出と合わせて一気に掘削を完了させるよう
日程調整を行いました。

次回は、掘削完了と根伐り床の天端出しの御報告となる予定です。
写真の整理が間に合えば、基礎の配筋までいけるかも・・・。

千代田区神田三崎町 掘削工事

こんにちわ。
本日は、基礎の掘削工事の御報告です。
元請け様から工事依頼を頂き、基礎の掘削・埋戻しのみの
工事となります。
また、切梁設置の関係で1次掘削・2次掘削・埋戻しの
3工程の作業となります。

4620693218505670962.e82dd1ff3e2f2327c0ee6e07b8355166.20020807.jpgのサムネール画像
まずは重機を搬入し1次掘削の開始となります。
切梁設置作業のしやすいレベルまでの掘削となり、
現状地盤から≒1,600程度の掘削となります。

4620693218505670962.5ed0f7f976b556076bd8372a7ee60530.20031406.jpgのサムネール画像

4620693218505670962.85b29e78f7efee59e153c58a5ede6c40.20031607.jpgのサムネール画像
外周面の掘削を行い、一次掘削完了となりました。

4620693218505670962.ecde907582d298262936bf72149a936e.20032107.jpgのサムネール画像
その後、切梁設置完了後に2次掘削の開始となり、今回の掘削で基礎工事に
必要な深さまでの掘削を行います。

4620693218505670962.fac8d8c9b906ad375bccdb6f140caf22.20032307.jpg
水分を含んだ土質だった為、改良材を混ぜながらの掘削・搬出を行いました。

4620693218505670962.0aa00169520e341684820c4d51858ffc.20032506-1.jpg
基礎の形状に合わせて山留を行い、掘削を進めます。

4620693218505670962.0ad5140e37472c947f98fd62bfaa10c8.20032705.jpgのサムネール画像
捨コンクリート下地に砕石を敷き詰め、レベル調整を行い、2次掘削の完了となります。

次回の報告は、基礎工事後の埋め戻し報告となります。

山下町S造4階建店舗併用共同住宅新築工事

おはようございます。
今日は、ヤフーニュースで「香害」というフレーズを見つけました。
パソコンの変換機能でも表示されず、「香り」「害」と打ち込みました。
これは新語ですかね?
ちなみに内容は、柔軟剤の臭いについてでした。
隣家の使用している柔軟剤の臭いが強く、
「頭痛やめまいを起こした!」
「食べ物の味覚がわからなくなった!」
と言う相談が国民生活センターに相次いでいるとのことです。
香りの強い柔軟剤を、通常の2倍量にすると香りもきつくなるとのテスト結果も出ているそうです。
「自分にとって快適な臭いでも、他人にとっては不快に感じ、体調を崩す方もいるということを認識しておきましょう」と呼び掛けていました。
これから、暑い日も増え汗の臭いも気になりますが、気を付けないとですね。
自分も、現場作業で色々な臭いが付くので、柔軟剤や臭いには気を使っているつもりですが・・。。
周りの人には不快なのか・・・。と不安になってしましました。

さて本日は、前回の続きと、杭の検討結果についての御報告です。
まずは、前々回の高止まりした杭の検討結果ですが、
構造の検討を行い、問題無しと判断されました。
この状態で、次の工程へ進めることが可能となりましたので、
現在は根伐り作業を進めております。

つづいて、前回のシートパイルの作業報告です。
まずは、直線部分とコーナー部分の部材の違いについてです。

IMG_7324 - コピー.JPEG
写真の青丸部分は、直線ライン用のシートパイル同士のかみ合わせになります。
互いがひっかけられる形状になっています。
赤丸の部分はコーナー用のシートパイルのかみ合わせになります。
直線用と比べて丸みが大きくなっています。
90度でなくても角度を変えることが可能な形状です。

作業は上記のかみ合わせ部分を次々合わせて進めるので、直線のスタート時以降は
進みが早くなります。
IMG_7034.JPEG
しかし、一面のみ隣地建物との距離が近い場所があり、パイラーがぶつからない様に時間をかけ
慎重に作業を行いました。

IMG_7053.JPEG
また、表層のレンガガラ以外にも、地中内に障害物が見つかり、シートパイルの打ち込みが出来ず、
斫り道具を手配し、バタバタした日もありました。
その為、一日打ち込み作業を中断し、斫り作業となってしまいました。

IMG_6987.JPEG
障害物の撤去位置で、湧水もあり泥まみれになりましたが無事にシートパイルの設置完了を
迎えることが出来ました。

IMG_7286.JPEG
正面は、地面まで高さを下げて施工し、車両等の出入口確保も完了です。

IMG_7302.JPEG

IMG_7322.JPEG

IMG_7329.JPEG
周囲は、パイラーの施工性と安全の為に、地上より高い位置で止め、
この後、仮囲いを行います。

現在は、根伐り作業が進み本日で根伐り作業も完了予定となっております。
連休明けには、本格的な基礎工事も開始となりますので、写真を整理しつつ、
随時ブログの更新も行います。

山下町S造4階建店舗併用共同住宅新築工事

こんにちは。
長野県にある美笹(みささ)局深宇地中探査用地上局で4月8日に「はやぶさ2」深宇宙探査機からKa帯の電波を受信に成功したそうです。
これは日本初だそうで、今まではX帯の電波受信は出来ていましたが、情報量の多いKa帯は国外のアンテナを経由して受信していたようです。
今後は、地上から探査機へ送信機能の確認が始まるそうです。
実際の運用は2021年4月予定みたいですが、着々と宇宙への開拓が進んでいるのですね!
・・・とは言え、まだまだ自分程度には恩恵が無いせいか実感がわきません・・・。

では、自分は自分の仕事の御報告と進ませていただきます。
本日は、予定を変更して山留工事の御報告です。
建物の基礎を工事の為、建物の下を≒1m~3m(※現場による)程度まで掘る工事がありますが、
その際に、隣の土が崩れてこない様に何かしらで壁を作り土留めを行います。
今回の現場は、地質調査でも90cm掘った程度で水が出る結果が出ていることと、近くに川もあり、
水の影響が多いと予想されたため、シートパイルでの山留となりました。
凹凸型の鉄板を掘削前に地面に差し込んで、先行で壁を作る工法です。

IMG_6776.JPEG

IMG_6784.JPEG

IMG_6808.JPEG
まずは、使用する重機と材料の搬入です。
シートパイルは、幅:400、長さ:6mの「SP-Ⅱ型」という物を使用しました。
今回の掘削深さは概ね1.8m程度の深さとなり、深さの≒3倍の長さの物使用します。
これは、根入れといい堀り深さより下の埋込部分が少ないと土留めをしている側の力に
耐えられずシートパイルが掘削した側へ倒れてこないように、一般的に掘削深さの≒2倍分を
地中に埋まっている状態にするためです。

IMG_6841.JPEG
搬入後に、シートパイルを打ち込む位置の確認と、施工中にずれないように
レーザーで位置をわかるようにセットします。
このラインがシートパイルの芯の位置となります。

IMG_6871.JPEG
シートパイル本体をクレーンで吊り上げて打ち込む重機まで運びます。

IMG_6873.JPEG
シートパイルをパイラーと言われる重機にセットし、打ち込みの開始です。

IMG_6857.JPEG
1枚目と2枚目の打ち込み時は、パイラーを地上に固定して打ち込みます。

IMG_6868 - コピー.JPEG
セットしたレーザーがシートパイルの側面に当たっていることを確認しながら打ち込みます。

IMG_6897.JPEG
2枚目までは地上に固定して打ち込みますが、3枚目からは1,2枚のシートパイルに
本体を固定して打ち込みます。

IMG_6898.JPEG

IMG_6905.JPEG
パイラー本体の下部分は、ジグザグに設置したシートパイルをつかんで固定できるような
構造になっています。


IMG_7316.JPEG
短い距離ですが、打ち込み後の状態です。
凹みのある鉄板の向きを交互に打ち込んでいきます。
写真手間と奥のコーナー部分は、コーナー専用のシートパイルで曲げて施工します。
パッと見は同じですが、接合部のかみ合わせのツメの形状が少し違います。

次回は、その後の施工状況と接合部分の形状についても御報告していきます。
写真の整理までしばしお待ちを!

山下町S造4階建店舗併用共同住宅新築工事

こんにちは。
日曜は予報が出ていたと言えども、やはり雪が降るほどの気温は寒いですね。
最近は、桜も咲き暖かくなっていたので、極端な寒さに鼻水が・・・。


それでは、本日は杭の打設報告です。
まずは、地縄作業に続き、杭芯の墨出しとなります。
赤い木杭の手間に根元が赤い棒があります。
これが杭の中心位置の印となります。
最後に墨出し業者と、基準線からの位置寸法を確認して終了となります。
IMG_5548.JPEG


この現場では、直径355.6mmと267.4mmの2類のサイズの杭を地中20.3mまで打ち込みます。
杭自体の長さは18.5mとなり、4分割で納品されます。

IMG_5584.JPEG
杭を打設する重機の搬入と、その日作業する分の材料搬入を行います。

IMG_5621.JPEG
各搬入が終わると、「検尺」と作業に取り掛かります。
これは、図面に記載のある製品か確認する為の作業で、長さ・径・厚み等を確認します。

IMG_5603.JPEG
検尺が終わり、重機に杭の先端を引き上げて、重機のアダプターに固定し、次の作業に進みます。

IMG_5627.JPEG
重機を動かし、杭芯の位置まで移動します。
杭芯は杭をセットすると見えなくなので、それぞれ1mに逃げ杭のポイントを準備しておきます。
位置決めと垂直確認を行い、いざ打ち込み開始です。

IMG_5628.JPEG
芯がズレない様、初めはゆっくり回転させます。
途中で再度垂直確認と芯ズレの確認を行い、打ち込みを続けます。

IMG_5635.JPEG

IMG_5610.JPEG
1段目の杭を腰高程度の高さまで打ち込み、次の杭を溶接で繋げさらに打ち込みを続けます。

この作業を繰り返し、杭の打ち込みを13カ所進めていきます。
ボーリング調査の結果で、杭の長さやサイズも決まりますが、地中内の支持層にも波があり、
予定の深さまで達しない場合もあります。
今回は上記に該当した為、最終の結果をもとに構造の再検討を行っております。

次回は、検討結果の報告が出来ると思います。

ZEROHOMEでは、お問い合せ内容への
回答以外の、しつこい電話営業は一切いたしません。
自信があるから相見積りも歓迎です!
まずはお気軽にご相談ください。
【お電話でのご相談】0120-691-222

10:00~18:30/日曜定休