こんばんは。
先日、女子高校野球もついに甲子園で決勝が行われてました。
今までにも夢として野球に専念してきた先人達がいてこその実現ですね。
しかし、これからは「夢」というより「目標」としての甲子園となりますね。
おめでとうございます!
こちらも先人達の努力・苦労からの改良があり成り立った施工法です。
本日は高井戸案件の続きとなります。
ちょ~っとわかりづらいですが、中央の黒い筒状の物が杭本体となります。
まずは杭を墨出しした位置にセットし、再度セット前に移した逃げ芯とチェックを行います。
位置の確認後、打込みの開始です。
杭は地中深くまで入れる為(杭先端が地上から約11m)、途中で継ぎ足しとなります。
先に入れた杭は既に5m程度埋まっています。
下杭(先に入れた杭)と上杭(つなげる上の杭)を資格を持った職人さんが溶接でつなぎます。
合計で約8mの杭になります。
溶接が終わると上杭の天端が地上から約5.6mの高さまで埋め込みます。
ちなみに今はm数で伝えてますが、
実際には打ち止めする際は深さとトルク値などを考慮して設計図と比べて判断します。
筒状の杭なので天端は穴が開いている為、完了後に写真の蓋を落とし込み、
極力杭の中に土などが詰まってしまわないようにしておきます。
これをさぼると後の施工で手間がかかってしまうことがりますので要注意です。
蓋をセットした状況です。
これじゃ、蓋がなかったら杭の中に土が入りたい放題ですね!
ここまででの作業を、設計上必要な本数文繰り返します。
今回の現場は、サイズは複数ありますが合計で17本打込みました。
続いて、掘削作業となります。
今回は隣地と掘削範囲のキワが近い為、山留用のH鋼を打ち込みます。
まずは、H鋼用の下穴の掘削です。
ドリル状になっている機材で地面に穴を掘っていきます。
この時、ブルーのホースから柔らかいコンクリート(ミルク)が出て、穴の中に必要な量流し込みます。
掘った穴にH鋼を差し込みます。
先ほどのミルクが固まりだし、H鋼も安定して止まります。
等間隔に打ち込んだ状況です。
外周をぐるっと一周打込み、掘削時にH鋼間に矢板を入れていきます。
言葉ではわかりづらいと思いますので、次回の本格的な掘削作業の報告で写真と合わせ
報告となります。