こんばんは。
いよいよ消費税10%への増税が身近に!
駅で見かけた貼り紙を見て改めて実感しました。
電車運賃も値上げ準備が始まっていました・・・・。
では、気分を変えて現場報告させていただきます。
こちらは三鷹市擁壁工事の写真です。
先日の杭工事・補強筋工事が終わり、下地の捨コンクリート打設が完了しております。
写真はその他、埋設配管までの状況です。
擁壁と同時に中央部分は土間仕上げとなる為、この段階で先行配管を行いました。
特に排水管は自然に流れるように排水元から道路下にある下水道本管まで勾配をとる
必要がある為、高低差を考慮して設置しなければなりません。
写真左側(敷地奥)から右側(道路側)に向かって配管が下がっている状態です。
埋設配管と墨出しが完了すると基礎配筋の開始です。
擁壁の場合はまずベースと呼ばれる底の部分(底盤)の配筋を施工します。
こちらがベース配筋完了の状況です。
ベース配筋が終わると一度打設を行う為、立上り(壁部分)とのつながりを保つため、
配筋を垂直に伸ばしておく必要があります。
この時の長さも、配筋の太さによって決まりがあります。
一般的に定着と呼ばれ、鉄筋と鉄筋の重なり部分の長さを示すものです。
※ちなみに鉄筋と鉄筋を定着分の長さで重ねて繋げる施工を「重ね継手」と呼んでいます。
概ねD10~D19くらいのサイズまではこの施工で行うことがほとんどです。
ベース配筋分の型枠が終わりコンクリートの打設となります。
ここまでの状態でまず第一段階終了となります。
さらに、ここから壁となる立上りの型枠・配筋を行います。
なお、今回は高いところで4mを越える高さの為、周りに足場を組み、安全に施工できるよう
準備します。
現在は足場の設置まで完了していますので、また写真を整理して
次回報告とさせていただきます。