こんにちは!
本日は台風が去ったというのにあいにくの雨ですね・・・。
本日は雨にも負けず杭工事が完了した渋谷区の報告です
まずは杭を打ち込む位置出しからのスタートです。
現場の既存境界杭の確認を行い、設計図に記載のある基準を確認します。
どんな現場でも正方形のような真四角といった現場はあり得ないので、どの位置から
基準の追い出しをするか設計図から読み取ります。
稀に何らかの原因で境界杭自体が着工時に存在しない場合がありますが、
その際は、測量図から位置を出し直しが必要になります。
また、境界のプレートも地上にある場合や、ブロックの天端になる場合、隣地ブロックの下に埋まっている場合など様々です。
その為、毎回境界探しに一苦労してます。
たまに見つけられず、職人さんと一緒に探すなんてこともありますね!!
分かりづらいですが、この現場の境界の一つは隣地との境界になる塀の下で、雑草に埋もれかけてました。
さて、境界の確認も終わり、基準を確認して杭位置の墨出しとなります。
設計図の寸法と同様に白のチョークラインで基準となるラインを出し、
更にそこから設計図に記載のある位置に杭の位置を出していきます。
黄色い紐の根元が杭の打設位置となります。
合計23カ所にセットしました。
セット後に最終の寸法チェックを行い、杭打設の段取り終了です。
杭打ち機と最初の材料搬入を行い、いざスタート・・・・・初日は雨で溶接が出来ず作業が進みませんでした。
それでも無事に杭工事は完了です。
赤い丸印の様に陥没している個所が複数あります。
その位置が杭を打設した箇所になります。
※ちなみにこの写真の中に杭を打設した箇所が13カ所あります。
次回は、根伐り工事の御報告です。
梅雨の時期の土いじり・・・・。水を含んだ土は・・・。